デジタルサイネージ広告とは?広告の種類やメリットについて紹介

さまざまな場所で見かけることの増えたデジタルサイネージ広告ですが、どういったものなのか詳しく知らない方も多いのではないでしょうか。
本記事では、デジタルサイネージ広告の基本的な特徴から種類、メリットとデメリット、そして具体的な設置事例までを詳しく解説し、魅力と効果を紹介します。
INDEX
デジタルサイネージ広告とはどんなもの?
まずは、デジタルサイネージ広告の概要を解説します。
デジタルサイネージ広告とは
デジタルサイネージ広告とは、液晶ディスプレイやLEDディスプレイを用いて映像や画像、テキスト、音声などを表示する広告です。屋外のビルボードや店頭、公共交通機関などさまざまな場所で活用されており、ターゲティング広告や動的なコンテンツ配信ができます。
従来の印刷物と異なり、内容の差し替えが容易で、インターネットやAI技術の発展により、より高度で魅力的な広告配信が可能です。
デジタルサイネージ広告の市場規模
デジタルサイネージ広告の市場規模は急速に成長しています。株式会社CARTA HOLDINGSの調査によると、2023年の市場規模は801億円(前年比119%)、2027年には1,396億円に達する見込みです。
交通広告や屋外広告、店内広告など、さまざまな場所での採用が進んでおり、今後も成長が続くと予測されています。
デジタルサイネージ広告の活用目的
デジタルサイネージ広告の活用目的は、認知度向上、ブランディング、情報拡散、販売促進、来店促進、案内、エンターテイメントなど多岐にわたります。
たとえば、病院の待合室やレジ周りでは新商品の宣伝や情報拡散に活用され、飲食店やスーパーの店頭では販売促進に活用されています。また、オフィスや大学のエントランスに設置してブランディングを図ったり、駅や空港では案内板としても活用されたりしています。
デジタルサイネージ広告の種類
デジタルサイネージ広告は、3種類に分類されます。
オフライン型
オフライン型は、インターネットに接続せずに広告を配信する方法で、スタンドアロン型とも呼ばれます。USBやSDカードを用いて広告を配信し、特別な技術が不要で初心者でも扱いやすいのが特徴です。
インターネット回線が不要なためコストを抑えられますが、コンテンツの切り替えには手動でUSBやSDカードを交換する必要があり、頻繁な更新には向いていません。
オンライン型
オンライン型は、インターネット接続を通じて広告を配信する方法で、クラウド活用型やネットワーク型とも呼ばれます。遠隔操作でコンテンツの切り替えができ、複数台のデバイスを一括管理することが可能です。
コストはかかりますが、運用効率が高く、リアルタイムでの広告更新やネットワーク活用ができます。
インタラクティブ型
インタラクティブ型は、ユーザーが直接操作して情報を取得できる仕組みのデジタルサイネージで、タッチパネルやモーションセンサーを搭載している種類です。双方向コミュニケーションにより、広告効果を高めます。
主に駅構内での案内表示や飲食店の注文システムに利用されており、ユーザーの操作データを収集・分析することも可能です。
デジタルサイネージ広告のメリット

ここからは、デジタルサイネージ広告のメリットを紹介します。
訴求効果が高い
デジタルサイネージ広告は、動的コンテンツを表示できるため、従来のポスターなどの静止画広告に比べてインパクトが大きく、ターゲットの目に入りやすい特徴があります。
音声や動画を組み合わせることで、視覚と聴覚の両方から訴求でき、消費者が広告の前を通り過ぎる一瞬でも強い印象を与えられるでしょう。
広告配信の視聴効果を把握しやすい
デジタルサイネージ広告は、WebカメラやPOP端末のカメラを利用することで、視聴者の属性や視聴人数、注目時間などを把握しやすいというメリットもあります。
データを分析することで、広告の効果を詳細に確認でき、必要に応じてコンテンツや設置場所の変更を行い、広告運用を最適化することが可能です。
細かいターゲティングが行いやすい
設置場所に応じて細かいターゲティングをすることで、効果的な広告配信ができることもデジタルサイネージ広告のメリットです。たとえば、高層マンションでは富裕層を、公共交通機関では通勤・通学者や観光客をターゲットに設定しましょう。
テレビCMなどの不特定多数に向けた広告とは異なり、設置場所に応じたターゲット層に適したメッセージを届けられます。
広告の自由度が高い
デジタルサイネージ広告は、サイズや設置場所、表現方法の自由度が高いのが特徴です。ビルボードのような大型ビジョンから片手に収まる電子POPまで多様なサイズがあり、屋内外のどちらにも設置できます。
静止画、動画、音声を組み合わせたコンテンツを制作でき、タッチパネルを使った双方向のコミュニケーションも可能です。
デジタルサイネージ広告のデメリット
以下では、デジタルサイネージ広告のデメリットを見ていきましょう。
制作コストが高くなりやすい
デジタルサイネージ広告は、動画や音声を組み合わせたコンテンツであり、制作費用が高くなる傾向があります。
また、制作コストに加えて、導入コストやランニングコストも発生するため、運用に関わる継続的な費用もふまえて予算を立てることが大切です。
故障のリスクがある
デジタルサイネージ広告には、ディスプレイやインターネット機器の故障リスクが伴います。特に屋外設置では、風雨や直射日光など自然環境からの影響も考慮が必要です。
万が一のトラブルに備え、定期的なメンテナンスと迅速な修理体制を確立し、故障のリスクを最小限に抑えましょう。
デジタルサイネージ広告を表示するデバイス
以下では、デジタルサイネージ広告を表示するデバイスを紹介します。
液晶ディスプレイ
液晶ディスプレイは、バックライトを使用して光を発するディスプレイ機器です。液晶自体は光らず、バックライトが光源となり、映像を表示します。
高画質で視認性が高く、軽量で薄型のため設置場所の選択肢も広がり、屋内外のさまざまな広告ニーズに対応可能です。
LEDディスプレイ
LEDディスプレイは、発光ダイオード(LED)を使用して光を発するディスプレイ機器です。液晶ディスプレイよりも10~20倍も明るいことが特徴で、屋外でも高い視認性を保ちます。
消費電力が低く、ランニングコストを抑えられますが、初期導入費用が高いため導入コストとランニングコストのバランスを考慮して導入を判断することが大切です。
マルチディスプレイ
マルチディスプレイは、複数のディスプレイを組み合わせて1つの大きな画面として表示する機器です。
巨大な画面は視覚的なインパクトが強く、広い空間や多くの人が集まる場所での利用に適しています。設置場所の自由度も高く、さまざまなレイアウトでの配置が可能です。
電子POP
電子POPは、片手や両手で持てる小型の表示機器です。従来の紙製POPの代わりとして使われ、動画コンテンツも表示できます。また、タッチパネル式の電子POPもあり、ユーザーとのインタラクティブなコミュニケーションも可能です。
コンパクトなサイズながら効果的な広告表示ができ、店舗や展示会などで広く利用されています。
デジタルサイネージ広告の設置事例
最後に、さまざまな場所で活躍するデジタルサイネージ広告の設置事例を紹介します。
駅構内
駅構内にデジタルサイネージ広告を設置すれば、通勤・通学中の会社員や学生、旅行中の観光客など、多くの人に効果的にアピールできます。
壁や柱に液晶ディスプレイを配置することで、高い視認性と優れた宣伝効果を発揮するでしょう。多様なターゲット層に対して、効果的なアプローチを行うための手段として最適です。
電車内
電車内の乗車口上部や窓の上部には、デジタルサイネージ広告を設置する画面が配置されることが多く、日常的に電車を利用する多くの人に訴求できます。また、路線ごとに異なる利用者層を考慮したターゲティングも可能です。
たとえば、ビジネス街を通る路線では企業向け広告、観光地に向かう路線では観光客向けの広告を出稿することで、効果的な宣伝ができます。
ホテルのフロント
ホテルのフロントにデジタルサイネージ広告を設置することで、すべての宿泊客に効率的に情報を提供できます。たとえば、館内レストランや周辺の観光施設、イベント情報などをPRしたり、シーズンごとの特別プランを動画でアピールしたりします。
また、多言語対応のデジタルサイネージを導入すれば、海外からの宿泊客にも適切な情報を提供できます。
フィットネスジム
健康や美容に関心の高い利用者が多いフィットネスジムでは、デジタルサイネージ広告が効果的です。
ジム内の壁面にデジタルサイネージを設置し、サプリメントやトレーニングウェア、シューズ、美容商品、健康食品などの広告を流すことで、自然に目に留まるため、ターゲット層に直接アプローチできます。
ビルボード
ビルボードに設置されたデジタルサイネージ広告は、屋外の大型ビジョンを活用し、歩行者やドライバーなど幅広い層に訴求できます。特に、交差点や繁華街に設置されることが多く、信号待ちの人の目に留まりやすい点が特徴です。
ビルボードに商品情報や買い物情報を掲載することで、購買意欲を刺激し、実際の売上につながります。
まとめ
デジタルサイネージなら、静止画や動画、音声を駆使した高い訴求力をもつ広告を流すことができ、ターゲットを細かく設定して、自由な表現でメッセージを伝えられます。
デジタルサイネージ広告を導入することで、視覚的なインパクトと広告の訴求力を高めましょう。
ヒビノグラフィックス株式会社では、多種多様なデジタルサイネージの開発・製造を行なっています。高輝度4K対応の製品や屋外用サイネージなど、幅広い製品の提供が可能です。デジタルサイネージの導入を検討している方は、ぜひお気軽にご相談ください。
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